ともに育てましょう!!
前庭で、ひまわりとほうせんかが満開です。
暑い中、大形中学校の先生方をお迎えして、今日は、人権についての小中合同研修会です。
最初に、「低学年ミックス授業」・「中・高学年の教科担任制」・「いじめ防止プログラム」について小学校の取組を紹介しました。クラスの枠を超えた新たな集団での学習は、学習のみでなく生活指導上の問題においても「みんなで解決」ということで効果があることが説明されました。
次に、小学校と中学校の教職員が入り交じり、情報交換をしました。中学校では、子どものきまりを生徒会主導で、子ども自身が考えるようになってきたこと。例えば、これまでは、「前髪が目にかからないように」とか「靴下はワンポイント」などなど校則がありそれに従ってきたところを、今は子ども自身が、「暑いから髪を縛ろう」と考え実行するそうです。「中学生らしさ」を子ども自身が考え合うことにより、学校生活が過ごしやすくなったそうです。
最後に、山口県人啓発センター事務局長の「差別って いったいなにやねん?」という講演をお聞きしました。ご自分の生きた経験を語られ、「差別は、差別する側が偏見によりおこっていること。」・「このことを、みんなが自分事と捉えると、差別がなくなること。」・「差別は、している人を不幸にすること。」など、多くのことを学ばせていただきました。すべての子どもの幸せのために、「差別をなくすのは学校の責任であること。」を、改めて痛感いたしました。
大形小学校と大形中学校は、9年間を見通して、模索しながら協働で学びを進めています。