声を掛けてください!!

 梅雨の晴れ間です。

 4年生の総合的な学習の時間の「ふ く し」の学習で、ハーネスの会から、岩崎さんと、盲導犬の「タルト」が来校してくださいました。

 4年生は、「盲導犬は、目の見えない人が安全に生活するのを助ける補助犬」だと学習して、のぞみました。

 盲導犬は、ユーザーの指示に従って仕事をするのですが、本当に危ないと思ったときには、指示があっても止まるという決断をするそうです。犬自身もユーザーのためにと考えて仕事をしているのだそうです。でも、犬は「色」がわからないので、音が鳴らないような信号機の場合は、「まだ赤ですよ。」・「青になりましたよ。」などと、声を掛けてもらえるとありがたいそうです。

 盲導犬のおかげで、自分はいろいろな所に行けるようになったと、いろいろな人に会えるようになったと、世界が広がったと、岩崎さんはお話しされました。

 しかし、まだまだ盲導犬に関しての理解が少なく、スーパーやレストランなどで、入るのを断られることがあるそうです。ですから、岩崎さんは、補助犬のことをもっと知ってもらいたいという願いがあるそうです。大形小学校は、ダイバーシティを標榜していますが、多くの困っている人たちが多様性を認められ、生きやすくなるとよいです。

2023年06月19日