4年生:かけがえのない体験をしています

 秋晴れです。

 今日は、4年生が「ふくし」の学習で、車椅子体験をしています。

 学校を、教職員玄関から出て、社会体育用の玄関から入ってくるという、段差やスロープがあるコースを、多くのボランティアのみなさまに助けていただきながら、3人で回ります。

 車椅子に乗っている子どもは、少しの段差や、バックでスロープを降りる時など、倒れそうでこわいと思ったそうです。車椅子を押している子どもは、押しているときも引いているときも、重い車椅子に引っ張られて、やはり、こわいと思ったそうです。先導役の子どもは、ふたりで車椅子を持ち上げても、助けてもらえなければとても重いと実感していました。この三つの役割を交代して体験しました。

 この体験により、蛇口に手が届かない、ドアが開けられないという車椅子を使う人の気持ちや、「段差あるよ。」・「ゆっくり降りるからね。」などの他者の言葉掛けが嬉しいということがわかったそうです。

 みんなが幸せになるには、どうしていったらよいか………考えながら、かけがえのない体験をさせてもらっています。

2023年10月13日