4年生:メディアの光と影
「メディアを健康的に使うためにはどうしたらよいか」について考えさせる保健指導を、養護教諭が4年生の各学級で行っています。これは、学校保健委員会でも共有されたことですが、大形小中の共通の学校課題でもあります。

最初に、子どもたちに、メディアのよいところと悪いところを訊きました。メディアは、面白いし楽しいし好きなことができるという反面、「メールなどで喧嘩が起き」たり、「勉強が嫌」になったり、「目」が悪くなったり、「寝るのが遅くなった」りする。「嘘の情報」もあると、よくわかっていて驚きました。
そこで、20年前は、大形小学校の子どもで視力に問題のある子どもは約20%だったのに、現在は約40%と倍増しているというグラフを見せました。また、医師会が発行している「スマホで何を失うか」という文章には、視力以外にも、学力が低下したり、脳にダメージを受け「記憶」・「判断」などに支障が出たり、さらに、コミュニケーション能力も低下するので、喧嘩が多くなったりするなどの事実が書かれていました。
そこで、子どもたちは、「目」・「生活リズム」・「体力」・「心」という観点で、健康的にメディアを使うための方法を考え合いました。
メディアは、大人でもコントロールが難しいです。ましてや、子どものメディアコントロールには、「大人の本気の支え」が不可欠です。どうぞ、ご家庭での話題にしてください。